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実家が空き家になる前に…。知っておきたい「空き家」のリスク

「家がある」それだけで財産になり、いざという時は金銭的な助けになる…そんなイメージを勝手に抱いていました。

ところが現在、家は「不動産」ではなく「負動産とも呼ばれ、親が亡くなった後は、兄弟が奪い合うどころか押し付け合うものになりつつあるのだそうです。
その背景には空き家管理のリスクがあるようです。


⬛買い手、借り手が付かない田舎の空き家

「両親が亡くなり、実家が空き家になったら、売りにだそう…」そう考えている人もいるかもしれません。
確かに、都心や市街地等の立地条件が整った家であれば、希望通りに家を売ることが出来るかもしれません。でも、もしもその家が農村部や、近隣に病院やお店等がない不便な場所にあるのであれば、買い手が付く可能性は極めて低くなってしまいます。

それは、なぜか? 現在、日本では急速に空き家が増えているからです。総務省の調査によると、2013年で7軒に1軒ある空き家は、2030年には3軒に1軒になると推定されています。つまり、どんどん空き家が増え、空き家を手放したい人や貸したい人が増えているのです。

その一方で、若い世代はどんどんと都市部に出ていき、そこでマイホームを建てるケ―スが増えています。その為、地方は過疎化が進むと同時に、買い手も借り手も付かない空き家が急増しているのです。







⬛空き家の管理は意外と大変!? 金銭と手間のリスク

「借り手も買い手もつかない家ならば、解体してしまえばいいのでは…?」と思う方もいるかもしれません。
ところが、空き家を解体するには数十万~百万円とも言われる高額な解体費用がかかります。さらに、それほどの費用をかけたところで、解体後の更地を誰かが買うという保証は全くありません。
また、更地にすることで、家があった頃に適用されていた住宅用地特例が適用されなくなる為、固定資産税が高くなるケ―スも多いようです。

では、その反対に「空き家を維持する」という選択をした場合はどうか?こちらには「空き家管理のリスク」が付きまといます。
まず、家屋は老朽化するので、現状維持していく為には修繕費が必要になります。また、庭があるなら定期的な草刈りをしなければ、荒れ放題になり手が付けられなくなってしまいます。さらに、空き家を放置していると害虫や悪臭の原因にもなる為、見回りや管理も必要になります。

つまり、買い手が付きにくい場所の場合、空き家を所有しても更地にしても、何らかのマイナス面が発生してしまうという訳です。
その為、もしも親が亡くなった場合には、そのようなリスクもがあることを念頭において相続しなければ、のちのち後悔してしまう可能性があるのです。


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⬛さらに深刻な「空きマンション」の相続

「空き家」以上に大変なのが「空きマンション」の相続だと言われています。
もちろん、便利な場所にあって、まだまだ綺麗な状態のマンションであれば借り手、買い手が付く可能性は大いにあります。でも、その反対に立地条件が悪く、老朽化が進むマンションであれば「空き家」同様に借り手、買い手を見付けるのは困難になってきます。

また、なぜ「空きマンション」が「空き家」以上に相続が深刻になるかと言えば…マンションはこちらの意思で更地にするという選択肢がないからです。
さらに、マンションの場合、廊下や玄関などの共有部分は住民の意見が一致しないとリフォームすることが出来ません。その為、なかなかリフォーム出来ないまま建物の老朽化だけが進んでいき、気が付くと周りの至るところが空室になり、マンションが廃墟化していく…ということも少なくないのです。
そうなってしまうと買い手、借り手を見付けるのは、不可能に近い状態になってしまうのです。



空き家、空きマンションの相続リスクについて取り上げましたが、このようなリスクを出来るだけ最小限にするためには早めの対策が必要になるようです。
次の記事では、どのような対策があるかを取り上げてみたいと思います(^^)


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プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

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