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「エンディングノ―トの大切さ」義母が亡くなって実感したこと…

義母が急死して、1ヶ月強が過ぎました。
義母がいなくなって思うのは「もう何も聞けないんだな…」と言うこと。

「お母さん、お客様用の布団どこにありますか?」「お母さん、新しいお茶はどこにありますか?」
時折、旦那の実家に行っては、そんな会話をしたことが懐かしい。(その時は、急に訪問したお客様を招く手伝いで、忙しくて大変だなと思ったのだけれど…)

旦那の実家の物はすべて義母が管理していたから、義母が亡くなってからは、義父も旦那も私も「どこに何があるのか」を探すことに、だいぶ時間を費やしている。
義母がいた頃は「お母さん、これどこにありますか?」その一言で答えは返ってきたのだけれど、今はもう誰に聞いても、その答えは見つからない。
これが「人が亡くなること」なのだと、今更ながらに痛感する日々…。



⬛「エンディングノ―ト」に、こんな情報は書かない方が良いかも…

義母が亡くなる前に、このブログで「エンディングノ―ト」についての記事を書きました。
↓ ↓ ↓
後悔しない別れの為に「エンディングノ―ト」を

「エンディングノ―ト」とは、自分が亡くなった時の為に、残された家族に向けて必要な情報を書いておくノ―トのこと。
近頃では書店等で「エンディングノ―ト」と題された専用のノ―トまで販売されているようです。


私は以前にこのブログで、エンディングノ―トには下記の事を記したら良いのではないか…と書きました。

・希望の葬儀場や方法、予算
・亡くなったら連絡して欲しい友人、親族
・入っている保険や持っている銀行口座
・どこに埋葬してほしいか


でも、実際「残された側」になってみて、この情報は少し違うな…と思い始めました。

「亡くなったら連絡して欲しい友人、親族」「入っている保険や持っている銀行口座」については書き残してあると、とてもありがたい情報になると思います。
でも「希望の葬儀場や方法、予算」については、むしろ書かれていない方が、残された家族も精神的に楽かもしれないな…と思いました。

と言うのも、もしも「長年の闘病」等により、家族側も「心の準備」が出来た上での葬儀であれば、なるべく本人の意向に沿った葬儀を行うことが出来るかもしれません。
でも「急な死」の場合は、「葬儀場を急いで手配すること」や「過密な葬儀スケジュール」に追われて、遺族は心の余裕が無い状態になります。
その為、それに加えて「亡くなった本人の意向に沿った葬儀」を行うのは、とても難しい可能性が高いからです。

さらに「エンディングノ―ト」を家族が見つけるのは、葬儀が終わって一段落してから…になる場合が多いことや、葬儀後に家族が「本人の願いを叶えられなかった…」と悔やむことになる場合もあることを考えると、葬儀の希望は書かない方が無難かもしれない…と思えるのです。

もしも「どうしても◯◯して欲しい」という譲れない葬儀の希望がある場合は、エンディングノ―トに残すのではなく、日頃の会話の中で家族に伝えておく方が、家族に対して「思いやりのある」方法ではないかと思います。

また、葬儀内容に希望がある時は、どこの葬儀場ならその希望が叶えられるのかも事前に家族に伝えておくと、家族はその願いをより実現しやすくなると思います。







⬛「エンディングノ―ト」にこんな情報があると、残された家族はありがたい

義母は「エンディングノ―ト」のような物は何も残さずに亡くなりました。(おそらく「エンディングノ―ト」という言葉すら、知らなかったのではないかと思います)

とても贅沢な願いではありますが、残された家族としては、もしも「エンディングノ―ト」が残っていたら、どれだけ良いだろう…という思いがあります。

当たり前の話しですが、亡くなった義母の意思を聞く術はもう何もありません。「思い出」しか、義母を知る手掛かりはもうないのです。
そんな状況の中、もしもエンディングノ―トが残っていたのなら、家族はいつまでも「故人の気持ち」を確認出来て、嬉しいだろうと思うのです。


ところで「残された家族」の立場として、もしも「エンディングノ―ト」が残されていたとしたら「こんな事が書かれていたら、ありがたかった…」と思うことを、何個かあげてみたいと思います。
これから「エンディングノ―トを自分で書きたい」「親に勧めたい」という方は、もし宜しかったら参考にしてみて下さいね。

・通帳と印鑑の保管場所
・マイナンバーカ―ド、保険証、クレジットカードの保管場所
・毎月の口座引き落とし内容や、必要な支払い
・加入保険の内容
・家の権利書等、重要書類の保管場所


このあたりが最重要事項として「残されていたら、ありがたい情報」となります。この他に


・遺影として使って欲しい写真(写真選びはとても迷うので)
・亡くなった事を伝えてほしい友人(親族関係は分かるが、交友関係は知らない面も多い為)
・形見分けの希望
・処分して欲しい物の希望(長年家族が使っていない物)
・仏具はどこにあるか(葬儀後、すぐに必要になるので)
・お盆の仏壇の飾り方
・今までの親戚付き合い、近所付き合い
(お祝いのやり取り、お歳暮お中元のやり取り)


このような情報も、残された家族にとってはとてもありがたいものになる思います。(特に義母や実母が亡くなった場合には、このような情報があると助かります)


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⬛「エンディングノ―ト」にこんな書き込みがあると、残された家族は嬉しいはず…

・好きな食べ物
・好きな花


これが分かっていると、亡くなった人の好きな物を仏壇に飾れるので、残された家族は嬉しい気持ちになると思います。
飾る側の自己満足にはなりますが「故人が喜んでいるかもしれない」ということが、残された人の心の支えになることもあると思います。

それから、以前のブログに書いた「エンディングノ―ト」の記事で、

・家族へのメッセージ
・自分史(幼少の思い出、夫婦の出会い、これまで住んだ場所等)
・飼っているペットについて(餌は何がいいか、かかりつけの獣医等)


が書いてあると嬉しいと記しましたが、これは本当にそうだなぁ…と思います。

それから、

・家族が好きな料理のレシピ
・楽しかった家族旅行の思い出
・貰って嬉しかったプレゼントやお土産
・好きな季節
・好きな言葉
・好きなテレビ番組や本
・好きな歌


も嬉しいです。

その人がいなくなった後も、家族でその人の思い出話をして、優しくなったり嬉しくなるような情報があれば、残された家族は少しでも救われるのではないかと思います。

またその逆に、誰かへの憎しみや不満、どう頑張っても叶えられない願い等が書かれていると、残された家族はとても苦しい思いをしてしまうかもしれませんので、その辺は配慮することをお勧めします。
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プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

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