記事一覧

義母が突然亡くなりました…。

このブログを書き始めた頃、私の周囲には4人の高齢者がいました。
もうすぐ70代になろうとしている私の両親、そして70代前半の旦那の両親です。

旦那の両親は、私達が住んでいる家から車で10分程度の場所に住んでいました。旦那側には兄弟が2人いるのですが、どちらも遠方に住んでいるので、介護等が必要になった時には私達夫婦が覚悟を決めなければいけないのだな…と薄々思っていました。


体調の急変…。義母が亡くなる前のこと。

ところが、実は半月程前に義母が突然亡くなってしまいました。
義母は元々体が弱く、持病をいくつか抱えていたのですが、決して「死に直結するような病気」という訳ではありませんでした。
ところが、死の2ヶ月程前から、持病の膝が急激に痛みだしました。その痛みはかなりの激痛だったようで、ほんの1分程の距離を歩くにも「痛い、痛い」と顔を歪める程でした。
病院では「薬を飲めば痛みは和らぐはずだ」と言われ、処方された薬を様々に飲んだようですが一向に改善する気配はありませんでした。
そして、死の1ヶ月程前にはとうとう1歩も歩けなくなってしまいました。

義母の体に何が起こっているのか分からないまま、私や旦那や義父は、ただただ病院と義母とのやり取りを見守るしかありませんでした。
あまりに急激に人の状態が変化すると、頭が真っ白になると言うか…「なぜ、こんなことが義母の身に起こるのだろう…」と、信じられないし、信じたくない思いがグルグルと頭の中を巡っていました。それは旦那も義父も同じだったと思います。

それでもこの時点では「もう少し時間が経てば、痛みが和らぐかもしれない…」そんな思いも、心の半分にありました。

そして、残りの心の半分で「もしかしたら、もうすぐ介護かもしれない…と覚悟を決めていました。
歩けないながらも、家の中で這って、何とか自力でお風呂やトイレに行っていた義母ですが、それが出来なくなるのも時間の問題だと思ったのです。






義母が亡くなったときのこと

膝の状態は、見るからに悪化していましたが、だからと言ってそれが「死期が迫っている状態」とは、周囲の誰もが思っていませんでした。
歩けなくなって、精神的に落ち込んではいましたが、膝以外の体調面では特に何かが悪化しているという訳でもなかったのです。

でも、事態は本当に急展開していきました…。

ある日の朝、義母は「胸が苦しい…」と真っ青な顔で義父に訴えたそうです。
それは、かなりの苦しみ方だったそうで、義父は慌てて救急車を呼びました。救急車の中では、苦しみながらも少し会話が出来る状態だったそうです。
「しばらく入院することになりそうだな…」
と義父は感じたと言います。

ところが、病院に着いて間もなく、義母はあっと言う間に息を引き取ってしまいました。胸の痛みを訴えてから、1時間半程度の時間しか無かったそうです。死因は「心筋梗塞」でした。

病院側の説明によると、膝の痛みであまり体を動かさなくなった義母は、血液がドロドロになり、血栓が出来やすい状態になっていたのではないか…とのこと。
そして、その血栓が心臓に詰まり、心筋梗塞を引き起こしてしまったそうなのです。

内臓疾患の悪化なら「死が直結」することは何となく想像つくのですが、まさか膝の痛みが心筋梗塞に繋がるなんて…。本当に周囲の誰もが想像していなかった事態で、義父も旦那も私も、死後半月が過ぎた今でも、ただただ「信じられない…」と言った気持ちです。


スポンサーリンク



残された親族が、思うこと…

身近な親族を亡くすのは、ショックが大きいものです。
私でさえ大きなショックなので、旦那や義父や旦那の兄弟の悲しみは相当なものだろうと思います。

そして、義母を亡くして初めて知ったのは、大切な人を失うと「悲しみ」と共に「苦しみ」が込み上げてくるということです。
「あの時、こうしていれば義母はもっと長く生きられたのではないか…」と、自分を責める気持ちが後から後から湧いてくるのです。

私は、義母が歩けなくなって、家の中を這って自力でお風呂やトイレに行ってると聞いた時「いずれは回復するはずだから今は見守っておこう」と思っていました。でも、今思えば、もっと何か手助け出来ることは無かったのだろうか…と何度も悔いています。

旦那は「何でもっと、体を動かすように声を掛けなかったのだろう。もし自分が血栓について知識を持っていたら、そして少しでも体を動かすように母に話していたら、こんなことにはならなかったのに…」と自分を責めています。

年に1度しか実家に帰省しなかった旦那の兄弟は「もっと頻繁に実家に帰ってきて、母に顔を見せれば良かった…」と後悔しています。

「あの時、こうしていれば…」
「もっと、こうしてあげたかった…」


残された親族になって初めて知った、悲しみと同じ位に胸を締め付ける「後悔する気持ち」。


常に、親の最期を想像しながら、後悔しない行動を取るのはすごく難しいことかもしれません。

でも、別れは本当に突然にやってきます。
その時になって、心が壊れそうなほど後悔しないように…。


「別れ際は親子喧嘩をしない」「照れ臭いけど、なるべく優しくする」等、最低限でも出来ることを今日からした方が良いように思います。

それから「親に、いつか◯◯してあげたいな…」そう思っていることがあれば、出来るだけ早くしてあげたほうが良いと思うのです。

「いつか残される自分」の為に…。




関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク

プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

フリーエリア

リンク