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後悔しない別れの為に「エンディングノート」を

もしも今、親が亡くなったら…。

ふと想像してみると、
自分は「親の事を何も知らない」という事に改めて気付きます。

葬儀はどんな風にして欲しいのか?
棺にはどんな物を入れて欲しいのか?
本当に今あるお墓に入れていいのか?


今、私は親の気持ちを何も知りません。

知らないから"もしも"の時には、生前にした親との会話を元に「こんな感じでいいのかな?」と想像しながら、亡き後の様々な事をしていかなければいけません。

でもそれって、すごく悲しいですよね…。

たぶん私はその時「出来るだけ本人の望む形で送り出したい」と思う気がするのですが、よく考えてみると「死んだ本人が何を望んでいるか分からない」わけです。
つまり、誰も教えてくれない「正解」をただひたすら一人で手探りする事になるのです。

親が亡くなってただでさえ悲しい時に、さらにそんな自問自答を繰り返すとなると、それはかなり辛い別れになるのではないかと思います。

そうならない為に、今から出来る事。

それはやっぱり、家族の意志疎通ではないかと思います。


【話すのは照れ臭い家族に"エンディングノート"を】


親の気持ちをもっと知る為に、家族で意志疎通を心掛けよう…と言っても、なかなかそう出来ないのが親子ですよね。
なぜなんだろう。他人になら上手く伝えられる事が、親相手だと素直に言葉に出来なかったり、意地を張ってしまったり…。

しかも、その会話が、
「お母さんが死んだ時、葬儀場はどこがいい?」
という内容だと、嫌味に思われてケンカになりかねない…( ̄▽ ̄;)


そこで、ぜひ活用した方がいいと思うのが「エンディングノート」です。

エンディングノートとは、自分が亡くなった時の為に、残された人へ必要な事を書いておくノートの事です。

書く内容は個人の自由ですが、一般的には下記の内容が多いようです。

・希望の葬儀場や方法、予算
・亡くなったら連絡して欲しい友人、親族
・入っている保険や持っている銀行口座
・どこに埋葬してほしいか


この点だけでも、残された人にとってはかなり貴重な情報になりますよね。
100%その通りには出来なくても、なるべく意向に沿うように死後の整理を進める事が出来ます。


エンディングノートは本当に自由なので、こんな事を書く人もいるようです。

・家族へのメッセージ
・自分史(幼少の思い出、夫婦の出会い、これまで住んだ場所等)
・飼っているペットについて(餌は何がいいか、かかりつけの獣医等)
・形見分けの希望
などなど。

亡くなった後で、家族へのメッセージや自分史が見つかったら、残された人はすごく嬉しいだろうなぁと思います。一生の宝物になるくらい。

またエンディングノートは、急に認知症になった時や意思が伝えられない病状になった時にも役立ちます。その為ノートには、

・認知症になった時はどんな介護が希望か
・意思表示が出来なくなった時はどこまで医療を受けたいか
・最期はどこで看取られたいか


等も記入するのが理想です。




【市販のエンディングノートがかなり優秀!】

エンディングノートの良さは分かったけど、どうやって親に書いて貰ったらいいか…悩むところですよね。

そこでオススメしたいのが市販のエンディングノートです!

実は先日、ショッピングセンターの書店に行って、驚いてしまいました。
結構な種類のエンディングノートが、書店の一角に並んでいたのです。

「えぇッ!?エンディングノートってこんなにあるの!!(゜ロ゜ノ)ノ」
思わず声が出そうになりました。

女性らしい綺麗なデザインの物、自分史に特化した物、相続について詳しく記入できる物等々…、本当に色んな種類がありました。
どれも基本的に事前に項目が用意されていて、そこに書き込んでいくタイプなので「エンディングノートってどんな事を書けばいいの?」と迷う必要がないのが利点です。

それに、事前に書いてある項目を見ていると"残された人にどんな情報を残す事が大切か"を知る事が出来ます。


私的には、誕生日や父の日、母の日に「エンディングノート」をプレゼントするのも素敵なんじゃないかと思っています。

渡されたその時には「えッ何これ!?」と微妙な反応かもしれないけど、ノートの中身を見ると、どれだけ沢山の"残しておいた方がいい事"があることに気付いてくれるのではないかなと思うのです。



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【残される自分の為に"エンディングノート"を勧めよう】

少し自分勝手な言い方になるかもしれませんが…
最終的にこのエンディングノートは「親の為」というより「自分の為」になります。

例えば、延命治療をするかしないか迷った時、もしもエンディングノートに何らかの希望が書かれていたら、後悔しない選択をする事が出来ます。
もうすぐ亡くなるという時、エンディングノートに何らかの希望が書かれていれば、どこで最期を迎えて誰を呼べばいいのか判断基準になります。

一生に一度の「最期」だから、出来る事なら少しでも「本人の良いように」してあげたい。
そうしてあげる事が、残されてこれからを生きていく自分の「自信」となり「生きる支え」となっていくに違いないと思うのです。

予算が無かったり、状況が許さなかったりして、エンディングノート通りにすべてを行う事は難しいかもしれません。

でも、親の意思をたった1つも知らないで「エンディング」を迎えるよりは、親の意思を沢山知って、それを1つでも叶えてあげたいなと思えるほうが、はるかに素敵なエンディングになるのではないかと思うのです。

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プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

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