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「終活」より「生き活」を勧めよう!

"「終活」ではなく「生き活」をしよう!"

先日、何気なく本屋で手に取った女性週刊誌で、そんな記事を見つけました。

シニアに、死に向かう準備「終活」を勧めるのではなく、"これからをより良く生きる準備"として「生き活」を勧めよう、とその記事には書かれてありました。


生き活…。

なんて良い言葉なんだろう(*^^*)


終活の中でも、特に重要と言われているのが「物の整理」です。ところが、物が少ない時代に育ったシニア世代は「物が捨てられない」人が多いようです。

でも、もしも"物を捨てる事"が、残りの人生をより"豊かに生きる"為の行動だと知れば、もしかすると物の整理ははかどっていくのかもしれません。

「お母さん"生き活"しようよ!そしてこれから、もっともっと人生を楽しもうよ
(^o^)」


そう言ったら、親は喜んで動き出してくれるかもしれません。







【健康な内に○○の整理だけは絶対にやるべき!】

断捨離、終活、生き活云々の前に、親が元気で体力があるうちに"絶対"やっておいた方がいいのが「高い所」の整理です。

茶箪笥の上に積み上げた物、天袋の中に詰められた荷物、本棚の上の方にある本等…

家中の「高い所」を見回して、そこに物があったら"手に届く高さ"に移動させましょう。

それは、なぜか。

高齢になると"高い所の物"が自分で取れなくなるからです。
年老う毎に腰痛、膝の痛み、腕が上がらない等、何かと体の不調が出て、物を下ろす事が出来なくなる事が考えられます。

また、高い所の物を取ろうとして転倒したり、頭に物を落としたり…という心配もあります。
地震の時、頭上に物が落下して怪我をする危険性もあります。

そういった様々なマイナス要素があるので、"いずれやろう…"と先延ばしせず、親が健康なうちになるべく早く「高い所」の整理だけはしておく事をオススメします。


特に"重い物""日頃使う物"は優先的に低い所へ移動させましょう。
また、親が遠方に住んでいる場合は、急な体調不良も考慮して、定年退職後すぐにでも行動する事が望ましいと思います。




【"捨てない得"より"捨てる得"を親に伝える】

ある程度の若い世代にとって、今や「断捨離」は当たり前の考え方になりました。でもシニア世代にとっては"物を捨てる"事への罪悪感がまだまだ根強いようです。
その為、30~50代の娘(断捨離世代)vsシニアの母(物が捨てられない世代)で、ちょっとしたバトルが生まれる事もあるようです。

実家を片付けるか、そのままにしておくか…。


私自身、断捨離世代なので「実家は絶対片付けた方がいい!」と思う派です。その一方で"何を言っても親は動かない"事も分かっています。

その為、私がやっているのが"実は捨てた方が得"作戦です。

①物を捨てた方がお金が貯まる。
(物が沢山あると"今必要な物"が見つからず、結局買う羽目になってしまいます。片付けると自分が何を持っているか一目瞭然になるので、"買った事"さえ忘れてまた同じ物を買うような無駄遣いが減ります)

②物を捨てた方が時間が貯まる
(「必要な物」がどこにあるか一目瞭然になると、物を探す事に時間を奪われなくなります。また物が減れば掃除の時間も短縮され楽になります)

③物を捨てた方が医療費がかからない
(床等に物を置く事によって、高齢者がつまずき怪我をするケースが多いそうです。ひどい場合、骨折をしてそこから要介護になる事も考えられますので、それを防ぐ為にも断捨離は効果的です)


これは雑誌や本等で言われている断捨離の利点です。

これを私は"母が調子が良さそうな日"や"気分が上向き"な時に、ポツポツと短く話すようにしています。(しつこく話すと気を悪くするので…)

少しだけ効き目があるようで、気が向いた時に引き出しの中を1つずつ整理をするようになりました(*^^*)




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【整理整頓の先にある"本当の生き活"を目指す】


以前「断捨離」のテレビを見て衝撃を受けました。

それは、一般の主婦が「物で溢れた暮らし」を一新するべく、どんどんと不必要な物を捨てていくという"断捨離のドキュメンタリー"でした。
確か、人生がときめく片付けの魔法の著書「こんまり」さん方式で"自分がときめく物"だけを手元に残し、後は捨てていく方法で断捨離をしていったと思います。

数日間かけて沢山の物を捨てたその主婦の方は"何となく"今までずっと使わずに仕舞い込んでいた"ある物"にときめきを感じて、それだけは捨てずに取って置きました。

その"ある物"とは「水彩画の道具」で、女性は後に絵を描く事が、自分を支える程に強力な生き甲斐になったのだそうです。


この番組を見て以来、私は強烈に思いました。

「物も人と同じ。出会いが大切なんだ」と。

例えば高校時代、大人数で過ごしていた時は男子が皆同じように見えたけど、卒業後に偶然道で再会した同級生をじっくり見てたら、ものすごく魅力的だった…という様な感じで、

沢山物があった時には「皆同じ」に見えていたのに、一つ一つよく見てみると実はこんなに素敵な物が隠れていた…という様な事。

この物との"再会"という運命を導きだす方法が"断捨離"なのかもしれないと思ったのです。


実は私も"断捨離"で少し似たような経験をした事があります。

それは、もうすぐ結婚するという時の事。
旦那と一緒に暮らす前に、自分の荷物の断捨離を試みました。
不必要な物をどんどん捨てている内に、何故か自分が大量に付箋紙を持っている事に気付きました。普段まるで使わないのに、私は無意識に何度も付箋紙を買ってその結果貯まってしまったのだと、その時初めて気がつきました。
でも何故か、その付箋紙を「捨てたい」とは思えませんでした。よく分からないけど、何となく"これを持っていたい"と思って、引き出しの一角に仕舞っておいたのです。

実はその付箋紙が、子供が産まれてからものすごく役立っています。
今日買うべき物、やるべき事、保育園に持っていく物…。一つずつ付箋紙に書いて、終わったら捨てる。目まぐるしい毎日の中で、細かな用事を忘れずにこなせているのは付箋紙があるからだな、と思います。

ドキュメンタリーに出ていた主婦の方ほどドラマチックではありませんが…
私も断捨離を通じて、無意識に買った物と"再会"を果たして、未来を少し豊かにする事ができたのです。


もしかすると、人生の節目にはこんな"断捨離"が必要なのかもしれないな…と思っています。

出来る事なら、自分の親にもこの"再会"を果たしてもらって、残りの人生をもっと豊かに楽しく過ごしてほしい…。

それが、きっと本当の「生き活」なんだと思います。


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プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

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