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残された家族を苦しめない為に「デジタル終活」





「お父さんが不倫してた!」

不倫相手の顔、デートに行った場所、交わした言葉など…生々しいやり取りを、
本人の死後に、家族が知るケースが増えているそうです。


それはなぜか?

「パソコンやスマホのデータ」を家族が見るからです。


今や高齢者でも、1人1台のパソコンやスマホを持つのは当たり前の時代。
それと共に、本人が亡くなれば「遺品の整理」と同じように「パソコンやスマホの中身を整理」する家族が増えています。

もちろん家族に「悪気」はありません。
亡き夫や妻が大切に使っていたパソコンだから、整理して今度は自分が使おう…と思うのかもしれません。


ただその結果、不倫相手の顔写真やメールでのやり取りを、家族が目にしてしまうのです。


「まじめだと思っていたお父さん(お母さん)の不倫!」

不倫していた事実だけでも驚きなのに、不倫内容までが手に取るように分かってしまう現実。


これは家族にとって、大きな精神的ショックになります。
特に、それを知った配偶者(本人の夫や妻)は、

今まで裏切られていた…
この憎しみを誰にぶつけていいか分からない…
何のための夫婦生活だったのか…

と、相当な苦しみを抱くことになるそうです。


そうならない為に、やっておくこと…
それが「デジタル終活」です。



【「デジタル終活」って何をするの?】

「デジタル終活」とは、自分の死後に備えて、パソコンやスマホの中のデータを整理する事です。

やり方としては、自分が死んだ後、家族がパソコンやスマホの中身を見ることを前提に、不必要なデータを削除していきます。

削除した方がいいものは、

・不倫の証拠になるデータ
・家族の愚痴や悪口を綴ったデータやメール
・恥ずかしい趣味嗜好に関するデータ(または検索履歴)
・へそくりの使い道を綴ったデータ
など。

「家族には絶対知られたくないもの」「家族が知ったら傷つくもの」が対象になります。


どうしても削除したくない…という場合は、パソコンやスマホ内にデータを入れたままにしておく事を避け、SDカード等に保存して「家族が絶対に気付かない場所」に仕舞っておくのも1つの手です。

またブログ等で「知られたくない事」を綴っている場合は、自動ログインは避けて、IDやパスワードも絶対分からないようにする事が必要です。



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【親の「デジタル終活」に協力しよう!】

パソコンやスマホを使う高齢者が増えていますが、ふと感じるのは、

文字入力や写真の取り込み方は知っていても、
その「削除の仕方」を知らない高齢者が多いのではないか…という事です。

私の周りだと、母が少しだけパソコンでエクセルの入力をするのですが、そのデータの削除の仕方を知りません。
また、ネット検索の履歴がすべて残っているので、時折「こんなの見てたんだ!」と驚く事があります。(本人には言いませんが…)


おそらく高齢のパソコンユーザー、スマホユーザーの中には「データや履歴を削除する」という発想すら無い人もいるはずです。

そんな高齢者に、子供側が「デジタル終活」の事と「データの削除の仕方」をそれとなく教えてあげてほしいのです。


「うちの親は真面目だからデジタル終活は必要ない!」

そう思う人もいるかもしれません。


でも「真面目」だからこそ、亡くなった後で「何かが発覚」した時の家族の落胆は相当なものになるはずです。


だから、事前に手を打ちましょう!

特に、残された高齢の配偶者が苦しまない為に、 子供側は出来るだけ力になって欲しいのです。


もしも、パソコンやスマホの知識が乏しく、データを消せない…という親なら、
本人が亡くなった後、配偶者より先に子供がパソコンやスマホをチェックして「これはマズイ…」と思う内容はすべて削除した上で、配偶者に渡す事をお薦めします。


親だって、1人の人間です。

人に言えない事の1つや2つあっても不思議ではありません。

そこを許してあげられるのが「最期の親孝行」になるはずです。


そして何より、
残された高齢の配偶者が「パートナーの死」で悲しんでいる最中に「辛い秘密」を目の当たりにしないために…

出来る事なら「あの人と連れ添って良かった」と思いながら、その後の人生を歩めるように…


子供側は出来る限り配慮してあげると良いのではないかと思うのです。




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プロフィール

できれば親孝行

Author:できれば親孝行
将来「4人の高齢者」を夫婦2人で抱える可能性がある40代女性です。

介護の知識ゼロでしたが、少しでも今後の不安を解消したくて介護情報を調べ始めました。
まだ介護は始まっていませんが「今から知っておいた方がいい事」を中心にどんどん綴っていきたいと思います。

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